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毘沙門堂の紅葉

2018年12月02日

京都・奈良

前回のブログの続きになりますが、長楽館でアフタヌーンティーを楽しんだ後に向かったのは、山科にある毘沙門堂です。

 

京都での紅葉の見頃はまだちょっと先でしたが、それでも混み合うところは避けたいので、
ややマイナーなスポットを探して訪れてみました。

 

毘沙門堂は山科駅から徒歩20分ほどでしょうか。途中から坂道なのでなかなか歩きがいがありました。閑静な住宅街を抜け、疏水を通り過ぎるとほどなく毘沙門堂への参道が見えてきます。

 

毘沙門堂は桜や紅葉が有名ですが、実は内部の襖絵や天井画の龍、円山応挙筆の衝立など見どころも
たくさんあるのです。随時、住職が中を案内しながら楽しく説明してくれるのがいいですね。中でも、京都の「いけず」(意地悪)ここに極まれりの「取り合わない」部屋が面白かったです。襖絵に、背景とミスマッチな鳥が描かれているので「鳥合わない」。つまり、寺の誰かに会いに来ても取りつがないことを伝えるために通す部屋なんですね。

 

山科は京都市中心部からは少し離れているので観光客も多くなく、私はけっこう好きな町です。
桜や紅葉の名所もいくつかあるので、混雑を避けてゆっくりしたい方におすすめです。(H.S)

 


庭園の紅葉

 


弁財天前の紅葉

 


井戸の跡・閼伽井(あかい)と紅葉 

 


登ってきた急な石段を仁王門から見下ろす

 


勅使門の階段を埋め尽くす「敷きモミジ」が有名で、JRのキャンペーン「そうだ、京都行こう」の
CMにも使われました。ちょうど今頃、こんな敷きモミジが見られるはずです。
(この画像は毘沙門堂Facebookページより)

 


もみじの模様が入った御朱印もいただきました

長楽館のアフタヌーンティー

2018年11月26日

京都・奈良

先日ブログでご紹介した京都迎賓館 の次に行ったのは、円山公園の一角にある長楽館
ここでアフタヌーンティーをいただいてきました。

 

長楽館は明治42年に実業家 村井吉兵衛が国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建てたもので、多くの家具調度品も含めて京都市有形文化財に指定されています。現在の長楽館は、レストラン、
カフェ、オーベルジュとなっており、ウェディングもできます。

 

コースの最初はスパークリングワインから。他にノンアルコールドリンクも選べますよ。
紅茶は色々な銘柄から選べます。私はディンブラにしました。スリランカの紅茶だそうです。
とってもやわらかな味で紅茶の美味しさを存分に味わえました。

 

円山公園や隣接する八坂神社の賑わいとは打って変わって、ここでは時間が止まったかのように静かな
ひとときを味わえます。アフタヌーンティーは人気ですので、ぜひ予約をしてから行かれてくださいね。(H.S)

 


長楽館の外観
歴史を感じます

 


カフェの内部
優雅な気分になれますよ

 


アフタヌーンティーのセット
自家製焼き菓子・季節のフルーツ・スイーツ3種
自家製スコーン2種・しめじとマッシュルームのケークサレ・スパイスとハーブのスティック鴨肉巻・サンドイッチ2種などすべてが美味しく、紅茶にぴったりの味でした

 


ティーポットも素敵

 


二階に上がるとこんなお部屋がいくつもあります

 


階段の踊り場から撮ってみました

京都迎賓館

2018年11月18日

京都・奈良

先日京都へ行った際、以前から一度訪れてみたかった京都迎賓館に初めて行ってきました。

 

京都迎賓館は、日本の歴史や文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を迎え、日本への理解と
友好を深めてもらうことを目的に2005年に開館した国の迎賓館です。

 

今年の7月から、個人の見学が事前予約不要になったので気軽に行けるようになりました。私が行った日は平日だったせいか人も少なく、ゆったり静かに見学することができました。予約不要ですが、海外からお客様が来られる日は見学できませんので、事前にHPで一応確認してからお出かけください。(H.S)

 


晩餐会の待合として使用される夕映えの間に掛かるのは、つづれ織り技法で製作された織物の大作。
京都の愛宕山に夕日が沈む様を描いています。

 


同じく夕映えの間の茶道具と金屏風 

 


庭園の池には稲を表した「ネビキグサ」が植えられています

 


晩餐会の会場として使われる藤の間のテーブルセッティング

 


透明度が素晴らしい庭園の池と錦鯉

 


「和舟」(わせん)は海外からのお客様に日本の文化「舟遊び」を楽しんでもらうためのもの

 


2011年11月にブータン国王夫妻をお迎えした際も舟遊びを楽しまれました

日本三大祭のひとつ「祇園祭」 

2018年07月19日

京都・奈良

京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の神田祭は日本三大祭に挙げられています。

 

 

八坂神社
八坂神社2

祇園祭は1100年以上の歴史の長さ、豪華さ、祭事が1ヶ月(7月1日~7月31日)にわたり行われるという規模の大きさで毎年、国内外から多くの人が訪れます。

 

祭事のスケジュールはこちらからご確認できます→京都観光・旅行 祇園祭2018日程・7月

メインは山鉾巡行(前祭と後祭)です。

 

 

前祭 7月17日2017年

前祭

 

前祭 7月17日2017年

前祭

 

橋弁慶山 はしべんけいやま
写真:Things to do in KYOTOより「橋弁慶山(はしべんけいやま)」

前祭はすでに7月17日に行われましたが、これからだと7月24日に行われる後祭を見ることができます。後祭では橋弁慶山を先頭に山鉾10基が巡行します。橋弁慶山は、牛若丸と弁慶が五条大橋の上で戦う姿をあらわしています。

 

 

7月15日2017年夕方の京都の四条通りと烏丸通り、歩行者天国になった
7月15日2017年夕方の京都の四条通りと烏丸通り、歩行者天国になった

去年(2017年)、私は初めて祇園祭に行ってきました。7月15日と16日の夕方はいつも車通りの激しい四条通りと烏丸通りは歩行者天国となり、出店もたくさん出ていて、今までに見たことのない賑わいでした。昔見た大みそかのニューヨークのタイムズ・スクエアの光景にも似ていました。
この街の様子を見るだけでも、ものすごく珍しいので、特別な気分になりました。さすが日本が誇る三大祭の一つですね。

 

街のところどころで様々なイベントも行われていました。

 

 

舞妓さんが祭りのブースの中にいる

なかなか見ることのできない舞妓さんも暑い中イベントに参加していました。

 

 

7月15日2017年撮影、京都祇園の夜道、浴衣着ている女性2人歩いている

夜も街は賑わい続けました。

 

 

7月16日2017年の京都の昼の様子、山鉾が次の日のために止まっている

16日の日中も非常にたくさんの人で通路は溢れていました。次の日に街を練り歩く山鉾に乗ってみようと人だかりができ、人の列が一向に動かないという場面もありました。(一部の鉾には有料で乗ることができます)

 

1ヵ月続く京都の祇園祭。豪華な山鉾、所々から聴こえてくる祇園囃子、行われる祭事やイベントなど見どころ満載です。毎年でも足を運びたくなりますね。

 

T.F

ムジークフェストなら 2018

2018年05月31日

京都・奈良

今年も、奈良県の音楽祭「ムジークフェストなら」に行ってきました。今年は一ヶ月早く、5月7日(月)から6月3日(日)までの開催です。もちろん、お目当ては5月26日(土)と27日(日)の2日間に渡って行われた「沖縄の音楽と笑い  命のお祝いフェスト」

 

今年は一ヶ月早まったおかげで、梅雨入り前の絶好のフェス日和の中、音楽や笑いを楽しむことができました。野外でお昼から飲むオリオンビールも最高でしたよ。(H.S)

 


初日は琉球舞踊で幕開け

 


THE SAKISHIMA meeting
大人気の素敵なお二人、私もファンです
向かって右、石垣島出身の新良幸人(あらゆきと)さんと
向かって左、宮古島出身の下地イサムさんのユニット
石垣島+宮古島だから先島なんですね

 


琉球國祭り太鼓奈良支部の皆さん
大迫力のエイサー、毎回鳥肌ものです

 


楽しい名曲「ユイユイ」で知られる山川まゆみさんが結成したゆいゆいシスターズ
シスターズと言っても、向かって左の二人は母娘なんです
ちなみに中央が山川まゆみさん
沖縄は、親子や兄弟で活動している率が高い気がしますね

 


大トリはディアマンテス
夏にぴったりで大盛り上がり

 


会場は奈良公園奥の春日野園地
後ろに若草山が見えます
この美しいロケーションに出演アーティストの皆さんも大感激

 


猿沢池の近くにぽつんといた鹿さん
まんじりともせず固まってます
なぜかというと前方から散歩中の大型犬がやって来たから
もちろんリードに繋がれてはいますが、鹿の緊張が伝わってきました
気楽に見えて動物にも色々と気苦労があるんでしょうね

 


奈良の大仏さま
今年もお会いしてきました

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