ウェールズ国立美術館所蔵「ターナーからモネへ」
2018年05月24日
福井県立美術館開館40周年特別企画展の「光の芸術 印象派の誕生 ターナーからモネへ」を
見てきました。ご存知の通り、ターナーはイギリスの画家でモネはフランスの画家。
展示を通してイギリスとフランスの画家たちが実はお互いに影響し合っていたということを初めて
知りました。
展示会のフライヤーにも使われている、クロード・モネの《サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏》(1908年)「睡蓮」の連作で有名なモネですが、当時ベネチアに滞在していたんですね。
私が見に行った日はちょうど福井文化服装学院とのコラボ企画展があって、絵画から着想を得た
デザインの作品や19世紀のイギリス、フランスの衣装を再現した作品も展示されていました。
着物の生地のリメークでしょうか?アンティーク風でゴージャスです。
とってもエレガントに見えますが、実はミニドレスなんですね。
柄づかいと異素材の組み合わせ、色のコントラストも素敵な作品。
クロード・モネ《パラッツォ・ダリオ》(1908年)
たくさんの展示作品の中で私が一番気に入ったのはこの作品です。
ベネチアがやさしく淡い明るさで描かれていて、とても新鮮でした。(H.S)
※「ターナーからモネへ」展は福井県立美術館にて5月27日(日)まで開催。