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スタッフブログ

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銀木犀の花

2016年10月05日

自然・植物・動物

9月も下旬にさしかかると、突然銀木犀の香りに気付く瞬間が訪れます。
それは毎年決まった時期に届くお知らせみたいなものなのですが、
ささやかな喜びも運んできてくれるようです。

 

今年もその瞬間は、やはり唐突に訪れました。
まるで庭の銀木犀が「もう咲いてるよ」と告げにきたように。
そしてこの時期は、洗濯物を干しにベランダに上がると、
「もうそんな季節だから今年もちゃんと咲いたんだねぇ」と
いつもは気に留めない木を、その律義さに感心しながら眺めるのです。(H.S)

 

 

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「くるちの杜100年プロジェクト」in 沖縄県読谷村(よみたんそん)

2016年08月04日

自然・植物・動物

最近「島唄」でおなじみ元THE BOOM 宮沢和史さんのトークを聞く機会があり、そこでこの
プロジェクトのことを知りました。宮沢さんが言うには、「島唄」が大ヒットして沖縄音楽がより多くの人に愛されるようになったことは素晴らしいこと、しかしながら一方で、三線の売り上げも急速に
伸びて、三線の棹の材料である黒檀(沖縄では黒木ーくるちーと呼ばれる)が無計画に伐採された
結果、今や沖縄では黒木がほとんど採れなくなってしまったそうです。

 

そこで宮沢さんはじめ、「百年後の沖縄をくるちの杜でいっぱいにしたい」との想いに賛同した有志により、2012年このプロジェクトが立ち上げられました。生育するのに百年かかるというくるちを、
沖縄本島中部にある読谷村から植樹をして育てていこうというプロジェクトです。

 

毎年少しずつ育っていくくるちを愛でながら歌って飲んで、そしていつか孫の孫たちがその育った
くるちでできた三線を弾く日が来ることを願いながら、プロジェクトのメンバーたちは暑い夏も
草刈りや手入れに精を出しています。(H.S)

 


(同プロジェクト Facebookページより)
発起人の宮沢和史さん(右)と、筆頭賛同人で南島詩人という別名を持ち、幅広い活動をしている
小浜島出身の平田大一さん(左)。ちなみに沖縄のエイサー曲として知られる「ミルクムナリ」は
彼の作詞でインディーズながら1万枚を超えるヒットを記録。

 

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ツバメが子育てする陶芸工房

2016年07月28日

自然・植物・動物

今日取材に訪れた越前焼作家前田和伸さんの工房で、せっせと餌を運ぶツバメの親とそれを待つヒナたちを見つけました。見つけた…といっても、よくある軒下とかにではなくて工房の中。そこで毎日仕事をしている前田さんにとっては当たり前の光景のようです。

 

ツバメたちのすぐ近くで作陶作業にいそしむ前田さん。
T.S

 

花ざかりのバラたち

2016年06月12日

自然・植物・動物

北陸地方もそろそろ梅雨入りでしょうか。
蒸し暑い日が続くようになってきましたが、今はちょうどバラの開花時期でもあります。
あまり手をかけていないうちの庭のバラたちもたくさん咲いてくれました。
画像は福井県坂井市にある ゆりの里公園 内のバラ園で撮ったもの。

 



 

バラは見ているだけでゴージャスな気分にさせてくれますね。
まるでベルベットのような花びらのバラもあり、香りも素晴らしく、
どうしてバラの木からこんな花びらや香りが生まれるのか本当に不思議!
神秘的なバラの魅力に引き込まれずにはいられません。(H.S) 

牡丹の花

2016年05月01日

自然・植物・動物

もう五月ですね。
先日、家の庭に牡丹の花が咲きました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
牡丹の花が咲くと、いつも条件反射的にこのたとえを思い浮かべてしまうのですが、
はて芍薬とはどんな花だったかしらと、今さらながらあやふやなことに気付いたので、
ちょっと調べてみました。

 

 

芍薬の花自体は、牡丹ととても似ているのですが、
実は牡丹は樹木で、芍薬は草木なんだそうです。
葉の方も違うらしく、牡丹の葉はギザギサしていてつやがなく、
芍薬の葉は丸みがあってつやがあるとか。
ですから、どちらか分からない時は葉っぱを見るとすぐに分かるというわけですね。

 

また牡丹は中国の国花でもあり、一方、芍薬も漢方では有名な生薬で、
根を乾燥したものが「葛根湯」など多くの漢方に配合されているそうです。

 

(H.S)

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