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スタッフブログ

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ガラポン くじ引き

2016年02月09日

祭り・イベント

先日のブログでご紹介した勝山年の市でのガラポン抽選会です。

その名の通り「ガラ」は回した時になるガラガラという音から、

「ポン」は抽選玉がポンッ!と出てくる様子を表しています。

 

この日の賞品は色々なものがありました。

飴ちゃんや、カップめん等々。私はカップめんが当たりました!

 

そもそもこのガラポンは東京の帽子屋さん、

新井卓也さんという方がお客さんのサービスのために考え出したものです。

四角い帽子の箱で開発し、音が出るように等工夫を重ねて今の形になったのです。

正式名称は「新井式廻轉抽籤器」(新井式回転抽選器)と言い、東京抽籤器研究所の専売特許なのです。

 

T.F

福井大仏の福豆まき

2016年02月08日

祭り・イベント

2月3日、福井市中心部の福井大仏として知られる西山光照寺で節分の豆まきが行われました。

 

午後3時からの御多福神行列出発式の際にも一度豆まきは行われるのですが、夕方5時過ぎから8時過ぎまで5回に分けて行われるこの「福豆まき」は、暗くなった空を背景にライトアップされた大仏と護摩を焚く炎が映えて、人出も多くお祭り気分が高まります。

 

福井大仏 福豆

まかれるのは「福井大佛 福豆」と書かれた小さなビニール袋に、炒った大豆が入ったもの。

 

その袋の中に当たりの紙が入っていると景品と交換できます。景品にはダルマなどの縁起物もあるらしいですが、僕がもらったのは箱入りのティッシュペーパーでした。でも、ラッキー。

 

T.S

勝山・年の市で見つけた「かわいい」

2016年02月02日

祭り・イベント

勝山 年の市

好天に恵まれた一月最後の日曜日に勝山の伝統行事「年の市」に出かけて来ました。着いたのは午前10時前ですが、既に大勢の人で賑わっていました。

 

福来るクルクル風車

くるくる回っている縁起物のかわいい風車、その名も「福来るクルクル風車」。羽根の一枚一枚に鮮やかな絵柄が描かれています。指物大工さんの作で金属は使われていないんだとか。

 

ござ帽子

この奥で黙々とござを織っていた「むらの達人」中森さん作の「ござ帽子」。これは観賞用のミニチュアですね、脇には実用サイズのも並んでいました。ござ帽子を手織りで作れる人は県下に一人だけなんだそうです。

 

ふくろうの注連飾り

これも「むらの達人」松田さん作の、かわいいフクロウをあしらったしめ縄。年の市はもともと農閑期の農家の副業として身近な材料で作った物を売る場所だったのですが、コンバインで稲刈りを行う現在ではこういう細工物に使うわらの確保に苦労されているとのこと。

 

まな板を買う

この大工さんが作ったまな板やしゃもじなどの木工品。これも年の市の主役です。手前に写っているGENスタッフがまな板を買おうとしたら「かわいいから、まけてあげる」と言われたそうな。

 

ホオズキのフクロウ

網目状になったホオズキの袋で作られた繊細な細工もの。このフクロウもかわいいですね。

 

布製のカエル

かわいいかどうか意見が分かれるかもしれない布製のカエル。飛騨のサルボボみたいだけど、こっちの方が手作り感満載。

 

色とりどりの大福

色とりどりのかわいい大福。おなかもすいてきて思わず6個入りのパックを買いました。

T.S

十日戎で見た福娘

2016年01月26日

祭り・イベント

先日紹介した十日戎、このお祭りは戎(恵比寿)神(えびす様)を奉り参拝者は商売繁盛を願います。

 

1日約3300人程、3日で10000人程訪れるという、活気あるお祭りです。

 

50人程の応募者から選ばれた、巫女さんが鈴を振り福を祈願したり、福笹と吉兆(縁起物)を販売したりします。


 

特別に選ばれた5人の福娘さん達もお祭りに花を添え、賑わいを見せるのです。

 

美しいだけではなく、皆さん落ち着いていました。

なぜ応募したか(福娘、巫女に)の理由を聞くと、ご友人に誘われた、小さいころからずっとなりたかった等々でした。

将来の夢は??の質問には、まだわからないが大半で、なかには保育士さんになりたいという方もいらっしゃいました。

 

午後からは二人の巫女を先頭にえべっさん、福娘、お囃子の行列は商店街などを練り歩きました。

 

その他、餅まきや、甘酒のふるまい等もあり大変な盛り上がりを見せていました。

初めての十日戎、これほどまでに活気あふれる祭礼はなかなか珍しいと感じ、私もさらに元気になりました!!

 

 

T.F

豊臣秀吉 豊国神社 十日戎

2016年01月21日

祭り・イベント

滋賀県長浜市にある豊国(ほうこく)神社で毎年1月9,10,11日に行われる「十日戎」に行ってきました。

豊国神社は町民が豊臣秀吉(天文5年~慶長3年、西暦1536年~1598年)を偲び、秀吉の3回忌(慶長5年、西暦1600年)に建立したものです。

しかし。。。江戸時代(慶長8年~慶応3年、西暦1603年~1867年)徳川幕府は町民が

秀吉が亡くなった後もまだ、彼のことを慕い、信じ続けることを非常に嫌がっていました。

なので、幕府は秀吉信仰を禁じ、社殿も取り壊してしまったのです!!!

 

非常に悲しんだでしょう。。。

いいえ、大丈夫! (実際のところ、想像できないほどのショックを受けたにちがいないのですが。。。)

そんなことで長浜町民の心は折れることなく、その後はこっそり祭神を家に移します。

その後、恵比寿神を祀る神社の奥で拝み続けました。

そして遂に秀吉の300回忌(明治31年、西暦1898年)には拝殿が再建されました。

ということで秀吉と恵比寿神は長く関わり合ってきたのでした。

 

誰かを、何かを慕う、想う、という気持ちは必ず何かしら築く、そして気付くこともできるはずです。

  

 

 

T.F

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