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スタッフブログ

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福井県越前市 蔵の辻 結の祭 2018 -日本の若者が企画する、新しいスタイルの祭り-

2018年09月21日

祭り・イベント

2018年10月21日結の祭ポスター

今年も、人・物・食そして生活を結ぶためのお祭「結の祭」が

10月21日(日)(11時~21時)に福井県越前市の「蔵の辻」にて開催されます。

 

蔵の辻とは。。。

総社大神宮斜め向かいに白壁の蔵が建ち並ぶ通称「蔵の辻」と呼ばれるおしゃれな一角があります。

この地区は江戸時代以降、関西から北陸方面への物資の中継基地として栄えており、

それぞれ商人たちの蔵が並んでいました。今は市街地活性化の一環として整備され、

「蔵の辻」として市街地の新名所となっています。

参照:越前市観光サイト、蔵の辻より

 

 

2018年10月21日結の祭詳細

「結の祭」は福井県出身・在住の若者によって主催されているお祭りです。

地元の食材を使った美味しい食べ物がいただける屋台はもちろん、

全国で活躍しているアーティストによる音楽やダンスのライブパフォーマンスが楽しめます。

 

大人から子供まで楽しめるワークショップでは和太鼓、音楽、ダンス、木を使ったミニチェア作り、

ヨガ、スケートボードなどが体験できます。さらに、今年は世界一のDJを決める大会

DMC (Disco Mix Club)で5年連続(2007年~2011年)優勝をしたDJ YASAさんが教える

DJスクールも行われます。

 

 

去年2017年結の祭で行われたライブのひとこま

写真は去年のライブパフォーマンスの様子です。

 

私が去年訪れた時には、皆さん気楽に遊びに来ているような様子で老若男女、家族、友達同士、

お一人様問わずノンビリ楽しめる素敵なイベントだと感じました。

 

会場はそこまで大きくないので、目の前で見ることができたシンガーやダンサーの素晴らしい

ライブパフォーマンスには感動しました。

 

パフォーマンスの他にも、餅つき大会、おろしそばやタコスなど世界の郷土料理、懐かしいおもちゃを

売っている雑貨や洋服の屋台がありました。そして夜になるとちょうちんや、焚き火、ろうそくで

会場がライトアップされ、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。

 

さらに宝探しや、ドロ団子作りなどの子供たちも遊べるスペースがあるので子供も大人も楽しんでいました。機会があれば是非、「結の祭」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

出演者の1人で福井県を中心に活動しているレゲエミュージシャン、「Sing J Roy (シングジェイロイ)」さんの歌「だんね~ざ 福井弁の唄PV」のビデオをシェアさせていただきます。お楽しみください。

「だんね~ざ」は福井弁で「気にしなくていいよ、全然いいよ」という意味です。

 

 

T.F

第31回 「永平寺大燈籠ながし」

2018年09月08日

祭り・イベント

8月25日(土)に九頭竜川の河川敷にて、「永平寺大燈籠ながし」が開催されました。

今年で31回目を迎えたこちらのイベントは、夏の終わりを告げる風物詩で毎年

県内外から多くの人が訪れます。

 

昼と夜の部に分かれていて、私は夜の部から参加しました。

 

昼の部は14時から始まり、太鼓のショーでイベントのオープニングが行われた後、

仮面ライダーショーや、地元出身の歌手のライブや、お笑いライブが行われました。

 

夕方、会場に到着するとすでに、たくさんの人と出店で賑わっていました。

 

 

日本の祭りの出店でおなじみの、たこ焼き
地元の川で獲れた川魚

出店の中にはお馴染みのたこ焼きや、お好み焼きの他に地元料理もありました。

 

 

永平寺大燈籠流し

19時になると奥の方のステージから曹洞宗大本山永平寺の役寮・雲衲衆による法要が聴こえてきて、

会場の雰囲気はガラリと変わり、厳かな空気が漂いました。その後、1万基の供養燈籠と願い燈籠が

九頭竜川に流され、あたりは幻想的な雰囲気に包まれました。

 

燈籠が浮かぶ美しい川面を楽しんだ後は、色とりどりの花火が夜空を彩りました。

 

機会があれば、屋台で地元料理を楽しみ、法要を聴いて心を落ち着けて、川を流れる1万基の

美しい燈籠の光や、花火大会も楽しみに「永平寺灯篭流し」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

T.F

 

詳しくはこちらから

第31回「永平寺大燈籠ながし」ホームページ

平成最後の福井フェニックスまつりとYOSAKOI イッチョライ

2018年08月01日

祭り・イベント

2018 福井フェニックスプラザ ポスター

先日のブログでご紹介した福井フェニックスまつり。

1日目(8月3日)のメインイベントはフェニックス花火でしたね。

 

そして祭りの2日目も様々なイベントが市内のあちこちで催されさらに盛り上がります。

今回は「YOSAKOI イッチョライ」のご紹介です。

 

外国人にも大人気の「YOSAKOI イッチョライ」は、

8月4日、15:45から福井市の中央大通りで始まります。

合計39チーム(一般31チーム、こども3チーム、県外5チーム)で競います。

 

なぜそんなに好きなのか、ある外国人に聞いたところ、あの独特な衣装と激しい音楽、

圧倒されるダンスが大変魅力的だと話していました。

女性が巻いている「さらし」がかっこいい、挑戦してみたいと話す方もいました。

 

 

こちらの動画は去年の福井フェニックスまつり 「YOSAKOI イッチョライ」の一部です。

暑い中、参加者の皆さんは力強い踊りを披露しました。

おそろいの派手な衣装を着て大きな旗を振り、叫び声にも近い掛け声をかけ合い、

ピッタリ合った踊りは圧巻のパフォーマンスでした。

 

「YOSAKOI イッチョライ」は、福井商工会議所青年部が 「YOSAKOI ソーラン祭り」

(高知県の「よさこい祭り」と「北海道のソーラン節」を融合させたイベント)に出会い、

福井市でも開催しようと1999年に始められました。

 

ルールはシンプルに2つだけです。

手に鳴子を持って踊ることと、曲の中にイッチョライ節のフレーズを取り入れることです。

 

機会があれば是非、見てみてくださいね!

福井フェニックスまつり YOSAKOIイッチョライ

 

T.F

第26回 はすまつり -福井県南越前町に咲き誇る120種類の世界の花はす-

2018年06月22日

祭り・イベント

はすまつり2018年
はすまつり情報 2018年

7月上旬から8月上旬にかけて、福井県南越前町にある

花はす公園では可愛くも美しい花はすでいっぱいになります。

 

世界中から集められた120種類が咲いており、

中には2,000年ぶりに咲いた千葉の「大賀蓮」なんていう珍しい花も見られます。

 

はすの花は決してきれいな環境とはいえない

濁った泥の中でしか咲かないのはご存知の方も多いと思います。

 

このことを人生に例えると、

泥とは困難や悲しみなどで、はすの花は自分と考えられるかもしれません。

簡単ではない状況の中でも、学びながら成長できれば、より良い自分になれますね。

 

機会があれば、はすまつりに足を運んで、花はすを見て美しいという感動だけでなく、

その美しい花を咲かせている環境のことに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

 

詳しくはこちらから  南越前町観光情報サイト 第26回はなはすまつり

 

T.F

孤高の密使 若泉 敬 ~手嶋龍一トークライブを聴く~

2018年05月01日

祭り・イベント

先日、福井県出身の国際政治学者、若泉敬(1930~96年)の顕彰会が、若泉氏と交流のあった外交
ジャーナリストの手嶋龍一氏を招いてトークライブを開催、私も聴いてきました。

 


講演中の手嶋氏
(若泉敬顕彰会Facebookページより)

 

冒頭、顕彰会会長が、沖縄返還交渉の密使として尽力した若泉氏が亡くなってから21年が過ぎ、県内にその功績を知る人も減ってきた中、4年後には沖縄返還から50年という節目を迎えるので、それに向けて若泉氏の思いをもっと広く伝えていきたいとの決意を話しました。また、会長は「若泉氏は当時の
日本のキッシンジャー」とたとえたのですが、手嶋氏は唯一それには反論させて欲しいと。なぜなら
この二人の人格があまりにも違い過ぎるからで、キッシンジャーに比べて若泉氏の人格がいかに優れていたかを話してくれました。

 

私も、以前ブログ「若泉 敬を知っていますか?」にちょっと書きましたが、若泉氏は、その経歴や肩書き、背負っているものの計り知れない重圧にかかわらず、素顔はとても物静かでまったく偉ぶらない
印象がありました。

 

また福井県国際交流会館には若泉氏ゆかりのこんな展示品「マイク・マンスフィールド地球儀」もあります。

 

手嶋氏は、若泉敬は決して過去の人ではなく、今なお向き合うべき議論を示しているということ、もし若泉氏がいなかったら、沖縄返還は大幅に遅れていただろうということ、また日本の初代国家安全保障局長である谷内正太郎氏は若泉の愛弟子でもあったことから、谷内氏を通じて若泉氏の考えが現在も
引き継がれているとも話していました。

 

折しも11年振りに南北首脳会談が行われた今、若泉氏が生きていたらどう受け止めたでしょうか。
そして将来、若泉氏が心を痛めていた沖縄の米軍基地はどうなるのでしょうか。この稀有な国際情勢の過渡期をしっかり見届けたいものです。(H.S) 

 

【手嶋龍一氏プロフィール】
元NHK政治部記者。湾岸戦争では最前線へ。9.11同時多発テロ事件では11日間の昼夜連続の中継を
担い、冷静かつ的確な報道で視聴者の支持を得た。2005年NHKを退局。
翌年、日本初のインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表。姉妹編『スギハラ・ダラー』と
合わせて50万部の大ヒットに。現在は、大学や外交研究機関で外交・安全保障を中心に後進の指導にも熱心に取り組んでいる。68歳。

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