福井から世界へ—日本の魅力を動画で発信

Language

スタッフブログ

%1

越前大仏 ゴールデンウィークは福井県勝山市へGO! -ブータンからやってきた家族 in 福井-

2018年05月04日

おでかけスポット

大師清大寺

先日のスタッフブログでは教員研修生として福井大学で勉強されているブータン出身のウゲン・ドルジさんのご家族と一緒に訪れた福井県立恐竜博物館をご紹介しました。今回ご紹介するのは、博物館の次に訪れた大師山清大寺です。

 

大師山清大寺には座高17mの大仏(清大寺)があり、奈良の大仏より2m高く、大きすぎて怖いくらいの迫力があります。

 

 

大仏の前 ブータンの2歳児走る

そしてとっても大きな大仏の周りには4体の脇侍仏と1281体の諸仏があります。大仏殿にはお経が響いていて、威厳ある雰囲気に圧倒され思わず足がすくみました。

 

 

ウゲン・ドルジさんのご家族、大仏を拝む
ウゲン・ドルジさんのお姉さんひざまづいて、祈っている

ウゲン・ドルジさんとご家族は、しばらく静かに手を合わせていました。

 

ブータンの2歳児が大仏の前で祈っている

まだ2歳の息子さんもちゃんと手を合わせていて、その姿に私は感心しました。

 

 

五重党 九龍壁 日本庭園

さらに、外には75mの五重塔や美しい九龍壁、日本庭園があります。

 

1987年に開かれたこちらの大師山清大寺、歴史を重ねているわけではありませんが、やはり大きな大仏とその周りにある仏像たちを目の前にすると、心が落ち着き姿勢が正されます。

 

機会があれば、福井県勝山市にある大師山清大寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

大師山清大寺 越前大仏

 

 

T.F

ゴールデンウィークは福井県勝山市へGO! -ブータンからやってきた家族 in 福井-

2018年04月26日

おでかけスポット

ゴールデンウィークの予定はもうお決まりでしょうか?

福井県勝山市にある恐竜博物館でタイムスリップ?!した気分を楽しんだり、大師山清大寺でとっても大きな(奈良の大仏より2メートル大きい!!)迫力ある越前大仏を見てみてはいかがでしょうか。

 

先日、ブータン出身のウゲン・ドルジさんのご家族と一緒にその2つの場所に行ってきました。

 

ウゲン・ドルジさんは、去年(2017年)の10月頃から教員研修留学生として福井大学で勉強されています。そして今年(2018年)3月末にご家族も来られました。

 

まずは福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館へGO!

恐竜専門の博物館は世界に3つしかなく、その1つがこちらの博物館です。

日本で発掘された恐竜化石の8割以上は福井県で発見されたものです。

 

館内には全身骨格が44体あり、まるで実物大の恐竜図鑑を楽しんでいるようです。専門的な解説が日本語や英語で書かれていて大変勉強にもなります。

 

 

福井恐竜博物館の入り口にある、長いエスカレーター

まずはエントランスホールに入り、長さ33メートルのエスカレーターで展示室へと一気に下ります。
ブータンではエスカレーターが数基しかなく、ウゲン・ドルジさんとご家族はこの長いエスカレーターに驚き、喜んでいました。

 

 

ダイノストリート ウゲンさんとご家族

エスカレーターを下りて地下1階に着くと、化石標本が飾られている「ダイノストリート」という通路を通ります。

 

 

恐竜博物館、館内。とても広い
ウゲン・ドルジさんと息子さんが感動している

広い「恐竜の世界」ゾーンでは、ウゲン・ドルジさんと息子さんは周りをじっくり見渡して感動していました。

 

 

館内の迫力のある恐竜
館内の迫力満点の恐竜。吠えている
館内の様子。広い
ウゲン・ドルジさんの息子さんと、日本の女の子の子供

「恐竜の世界」ゾーンには44体もの恐竜全身骨格があります。

そして「恐竜のからだ、くらし」、対面スクリーンの「ダイノシアター」、ジオラマ「中国四川省の恐竜たち」、「日本とアジアの恐竜」コーナーがなどがあって、恐竜たちが生き生きとした姿で展示されており、大迫力です。館内は音がよく響く造りになっていて、いろんな音や恐竜の鳴き声が響き渡り、まるで恐竜時代にタイムスリップしたような気分が体験できます。

 

 

ウゲン・ドルジさんの息子さんと、奥様

息子さんは少し怖がりながらも楽しんでいました。

 

 

天然石の展示物。きれい

岩石、鉱物や宝石なども展示されています。

また地層をどのように調べるかなどの調査を見ることができます。

 

 

ウゲン・ドルジさんの息子さん、館内に出たとたん、走った。上機嫌

皆さん楽しまれた様子で、特にまだ2歳の息子さんは外に出ても興奮冷めやらず、大はしゃぎでした。

 

一行は次に車で約10分ほどのところにある越前大仏に向かいました。

 

その様子は次回のブログでお伝えします。お楽しみに!

 

T.F

 

福井県立恐竜博物館

ブータンミュージアム(福井市にあるブータンミュージアムのホームページ)

蘇った福井城 山里口御門(やまざとぐちごもん)

2018年04月04日

おでかけスポット

福井県が復元工事を進めていた福井城址の山里口御門がこのほど完成し、一般公開が始まりました。
門や土塀などに伝統工法を駆使し、県産の木材も多く使われていて、なかなか見応えがあります。
福井藩主の松平春嶽は本丸へ向かう時、この山里口御門を通ったんですね。NHK大河ドラマ
「西郷どん」では福井市出身の津田寛治が春嶽を演じているので、ますます親近感がわきます。

 

石段が何気に急な天守台跡に登るとそこは桜の名所。櫓門の中を見て棟門をくぐり御廊下橋を渡れば、目の前は福井市中央公園です。公園内をまっすぐ御座所(かつての藩主の住居があった場所)まで行くと休憩所やお手洗いもありますよ。今はちょうど桜の時期なのでお花見がてら歴史ルートを散策してみるのもいいですね。(H.S)

 


漆喰の白壁内部は当時は櫓(武具庫)でした
今は中に入ることができて資料や年表が展示されています

 


棟門内側からお堀に面した石塀を望む

 


天守台跡に復元されている井戸「福の井」
福井という地名の由来とも言われています

 


櫓内は桜のライトアップに合わせて夜間も開館していました
(通常は午後6時まで)

 


天守台跡から見た御廊下橋

あわらの幽霊

2018年03月22日

おでかけスポット

3月5日付福井新聞のシリーズ「ふくい世間遺産」に見たことのある写真が載っていました。
それはあわら市花乃杜一丁目の願泉寺にある幽霊の絵です。

 


(3月5日付福井新聞より)

 

GENでは、福井県あわら市のインターネット放送局「ねっとde あわら」の番組を許可をいただいて
紹介しているのですが、その番組の中でも願泉寺を訪れてこの幽霊にまつわる話を坊守さんに聞いています。

 

その幽霊とは ― 
昔ある老婆が夜、寺に来てお経をあげて欲しいと言ったそうです。そこで住職がお経をあげていると
老婆はいつのまにかすっと消えてしまいます。するとその老婆の家の者がやって来て「今うちのおばあさんが亡くなりました」と告げたのです。老婆のいた場所には焦げた両足の跡が残っていました…。

 

新聞で坊守さんが持っている幽霊の絵は、この話を基に描かれ、寺に寄贈されたものらしいです。
また、この願泉寺の庭にはキリシタン灯篭も残っています。江戸時代、このあたりのお殿様はキリシタン大名で有名な九州・有馬晴信の子孫でした。九州から来た家来たちもきっとキリシタンの人が多かったはずですから、灯篭に十字架や聖母マリアを彫って秘かに礼拝していたのでしょうか。願泉寺は真宗のお寺ですが、坊守さんも実は有馬姓なんですね。

 

幽霊の絵といい、キリシタン灯篭といい、なかなか珍しい物が残っているあわら市の願泉寺。絵は希望があれば見せてもらえるそうですよ。夏に訪れてみると思わず涼しくなっていいかもしれませんね。
(H.S)

 

※あわら市提供の願泉寺を訪れる動画はこちらです。
           ↓

福井の魅力を世界へ!! 地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート10 -最終回-

2017年12月28日

おでかけスポット

一行が朝倉氏遺跡の復元された街にいる

福井市にある ホテル リバージュ アケボノの清水社長、同ホテルインターンでアメリカ人のジュリア・コスリアンさん、福井市役所おもてなし推進課の髙間さん、アジア系アメリカ人のファンチョ・サンタマリアさん一行と共に私も一乗谷朝倉氏遺跡へご一緒させていただき、シリーズでご紹介してきた「福井の魅力を世界へ!! 地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ」いかがでしたか?今回は最終回ということで、今までご紹介してきた内容を振り返るとともに、福井と朝倉氏遺跡の魅力を見直してみたいと思います。

 

 

福井の観光地図

参照:福井「越前・若狭」の旅情報 ふくいドットコムより

私は、今回のツアーで福井の魅力を再確認することができました。

福井の大きな魅力の一つとしてあげられるのは、やはり食べ物のおいしさです! 特にお米、山と海の幸が豊富で春夏秋冬おいしい食べ物が食べられます。そして自然も豊かなので美味しいお酒も楽しめます。朝倉氏遺跡はまさに大自然の中にあるので、リフレッシュして楽しみながら戦国時代を身近に感じることができます。福井には、一乗谷朝倉氏遺跡の他にも多くの魅力あふれる場所があります。

 

 

職人が天ぷら屋、矢車の中央で、天ぷらを揚げている

参照:「天ぷら 矢車」ホームページ、店内写真より

 

天ぷら定食 天ぷら お米 さらだ 味噌汁 漬物

一乗谷朝倉氏遺跡に向かう前に、福井では有名な天ぷらのお店「天ぷら 矢車」さんにお邪魔しました。揚げたての野菜、魚、大きな海老の天ぷらはサクサク感がたまりませんでした。お味噌汁(ダシが絶妙!) 、お漬物、おかわり自由の炊き立てほかほかのごはんと一緒にいただきました。

 

 

アイパッドを一乗谷朝倉氏遺跡で使うファンチョとジュリア
古民家の中でアイパッドを持っているジュリア

一乗谷朝倉氏遺跡の受付では、当時を再現してくれるiPadを借りることもできます。英語版もあるので外国の方も楽しめます。このような歴史的な場所にもテクノロジーが活躍しているとは斬新ですね!10年前では考えられなかったことですね。

 

 

着付けを終えたジュリアと髙間さん

ジュリアさんと髙間さんは、ほぼ完全な姿で再現された城下町の町並みの中を、着付け体験をして歩きました。ジュリアさんはまるで戦国時代にタイムスリップしたようだと話していました。

 

 

着物姿のジュリア 甲冑を着た髙間さんが大自然に囲まれている

朝倉氏遺跡は大自然にも囲まれているので、さらに現代世界から遠のいて、リアルな感じが増しますね。

 

 

戦国時代の女性が家のことをしている

このように一乗谷朝倉氏遺跡の建物内では当時の様子を間近に見ることができます。

 

 

朝倉氏遺跡に惹かれて大阪から引っ越してきた男性

一乗谷朝倉氏遺跡の魅力にはまると、何度も訪れたくなるようです。

朝倉氏遺跡の魅力に惹かれて、なんと写真の中の男性のように(ボランティアの案内の方)大阪から福井に引越してきてしまう人もいるほどです。

 

 

ジュリアが諏訪館跡庭園で景色を覗き込んでいる
諏訪館跡庭園

諏訪館跡庭園は朝倉義景の夫人の屋敷跡です。大自然に囲まれた素敵な場所に住んでいたのですね。空気も大変澄んでいて癒されました。私は一乗谷朝倉氏遺跡に到着した時よりもさらに元気になったのでパワースポットなのかなと感じました。

 

 

笑顔で案内をしてくれた着物姿の女性 満面の笑顔

笑顔で案内をしてくれた着物姿の女性 案内を終えて、ホットした笑顔

案内の方は、最後の最後まで笑顔と福井弁で対応してくださいました。

こういう歴史ある場所に実際に足を運び、地元の人と触れ合うことがいちばん福井の魅力が伝わるのではないかと思いました。安心感を与える福井弁独特のイントネーションやおっとりしたやさしい話し方(もちろん早口の福井人もいますけど)も、福井の魅力のひとつですね。

 

 

元気が出てくる大自然、美味しい食べ物、お酒、心和む福井弁が楽しめる、これらが福井の魅力だと改めて感じました。それらを感じるために機会があれば、福井又は一乗谷朝倉氏遺跡に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

T.F

こちらもご覧くださいね。

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート1

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート2

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート3

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート4

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート5

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート6

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート7

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート8

福井の魅力を世界へ!!地元出身者が海外インターン生と一乗谷朝倉氏遺跡へ パート9

 

 

***こちらは福井の観光スポットの英語版の地図です。***

どのバスや電車に乗り、どのように行けるかが大変分かりやすく見られます。

実は、この地図はリバージュアケボノのインターン、ジュリアさんが、

実際に福井でいろいろな場所に行き、福井の魅力を経験して作成したものなのです。

このような地図があれば安心して楽しむことができますね!

 

***こちらからは日本語版の福井の観光スポット一覧が見られます。***

(英語版の内容とは少々異なります。ジュリアさんが作成したものではありません。)

是非、機会があればこちらの地図も参考にして、福井の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

[メルマガ絶賛配信中!]

バイリンガル動画配信サイトGENの新着情報、おすすめ動画情報をお知らせする、

GENオフィシャルメールマガジンを月に一度のペースでお届けします。

メルマガ登録・解除はこちら

バックナンバーはこちら

ページ